アポロ歯科衛生士専門学校は、昭和38年に創立された歴史ある学校です。 創立以来55年間で3,308名の歯科衛生士を輩出。国家試験の合格はもちろん、細やかな技術指導とタイプの異なる多くの校外臨床実習先を準備して、即戦力となる歯科衛生士を育成しています。
【歯科衛生士として生涯輝くために】
健康寿命の延長が問われる今、お口の専門家である歯科衛生士に求められるものは、診療室や病院では歯科医師とともに患者さん一人ひとりにあった歯科診療をつくりあげること、また社会においては他の医療職と協力して地域の方々のお口の健康をまもること。 歯科衛生士の仕事はこれらをとおして、世の中すべての方を幸せにすることです。アポロ歯科衛生士専門学校はそんな仕事を生涯続けていくことができる歯科衛生士を育てています。
本校は即戦力となる専門職の養成を掲げ、現場主義の教育を実践してきました。本校の国家試験の合格率はほぼ100%を誇っていますが、アポロニアが固い信念を持っていたように、国家資格取得後を見据えた真面目で誠実な教育課程が本校の伝統です。スケーリングの実習の充実は他校の比ではありません。 少子高齢化が進む中、海外の先進国と同様に治療歯科から予防歯科への転換を進め、国民の健康と生涯医療費の削減を同時に実現させることが我が国にとって急務です。歯科医療が転換期を迎える中、歯科衛生士の職業としての魅力は、口腔衛生の主役として社会貢献の場に恵まれていることにあります。また、配偶者の転勤があっても継続しやすく、子育てから同等の待遇で復職しやすい専門職であることも魅力と言えるでしょう。小池きく子先生の創立から今年で55年を数えますが、多数の卒業生が築いてきた評判や多様な医療機関とのネットワークは、卒業後の就職や転職の際にも支えとなることでしょう。 予防医療への転換のみならず、ITシステムの普及や外国人の患者の増加など医療の現場では様々な変化が生じていますが、志を同じくする仲間と切磋琢磨しながら、専門職としての基本と時代の変化にしなやかに対応できる力を身につけていこうとする皆さんの入学を心から歓迎します。
ローマ帝国の時代、エジプトのアレキサンドリアにアポロニアという若くて美しい女性がいました。固い信念を持ったキリスト教徒でしたが、迫害にあい、歯を抜かれて殉教しました。亡くなって50 年後の紀元300年に聖列に加えられ、歯の神様として今でも信仰されています。アポロ歯科衛生士専門学校の「アポロ」は、この「聖アポロニア」からいただいたものです。