講義科目は東京歯科大学、東京医科歯科大 学をはじめ各大学の先生方が歯科衛生士の仕事を熟知した上でわかりやすい講義をし、また国家試験前には国家試験に即し傾向と対策の集中補講をします。実技科目は本校の専任教員が学生の立場に立って 細かな指導をします。
2.実戦さながらの学内実習モットーは即戦力の育成。2年次後半から始まる附属のスケーリングルームでの臨床基礎実習は、家族や友人を患者さんに迎えての実際の歯科医院での診療を想定した実習です。これまで習って覚えたと思っていたことを現場でできるようにする非常に重要な実習です。
3.多彩な現場で臨床実習を経験大学病院、歯科医院などで実習を重ねます。現場では知識や技術だけでなく歯科医師、歯科衛生士、スタッフとのコミュニケーションの取り方、患者さんへの対応や気配りなど、医療現場で必要とされるすべてのことを学ぶことができます。
1年生は歯科衛生士の基礎づくりです。基礎科目では、専門分野を学ぶための基礎となる力を養います。専門基礎科目では、からだや口の構造や働き、病気の成り立ちについて学び、その回復や予防への取り組みも理解を深めます。実習科目は歯の磨き方やその指導、歯石のとり方、診療器具の取り扱い方など基本的な実技の練習をします。
2年生の授業は主に臨床の科目です。1年生の時に培った基礎的な力をもとに、患者さんに関わるときの考え方や技術について学びます。歯科衛生士の仕事はHand+heart+Science 科学的な思考や知識、それを使える技術は当たり前、♥(ハート)も大切です。カウンセリングの実習や日頃の学生生活から養いましょう。
ほとんどを校外の実習先で過ごす3年生は大学病院や総合病院、歯科医院などでのレベルの高い臨床経験に加え、学校や障害のある方の施設や保健所などでの臨地実習を経験します。いろいろなところで出会ったスタッフや患者さんに接することで、自分の将来を考えることができます。
本校卒業により得られる資格・称号は以下の通りです。
分野 | 授業科目 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|
基礎分野 | 教育学 | 15 | 1 | ||
心理学 | 15 | 1 | |||
英語・歯科英語 | 60 | 4 | |||
生物・化学 | 60 | 4 | |||
専門基礎 分野 |
解剖学・組織学 | 45 | 3 | ||
生理学 | 15 | 1 | |||
口腔解剖学・口腔組織学 | 45 | 3 | |||
口腔生理学 | 15 | 1 | |||
病理学・口腔病理学 | 30 | 2 | |||
微生物学・口腔微生物学 | 30 | 2 | |||
薬理学 | 15 | 1 | 栄養学 | 30 | 2 |
衛生学・公衆衛生学 | 15 | 15 | 2 | ||
口腔衛生学 | 15 | 30 | 3 | ||
社会福祉学・衛生行政学 | 30 | 2 | |||
専門分野 | 歯科臨床概論 | 15 | 15 | 2 | |
保存修復学・歯内寮法学 | 15 | 1 | |||
歯周治療学 | 15 | 1 | |||
歯科捕綴学 | 15 | 1 | |||
口腔外科学 | 15 | 1 | |||
小児歯科学 | 15 | 1 | |||
歯科矯正学 | 15 | 1 | |||
歯科衛生士概論 | 30 | 2 | |||
歯科予防処置論 | 180 | 180 | 8 | ||
歯科保健指導論 | 135 | 135 | 45 | 7 | |
歯科診療補助論 | 135 | 225 | 45 | 9 | |
臨床・臨地実習 | 180 | 720 | 20 | ||
選択必修 科目 |
老年歯科学 | 15 | 1 | ||
障害者歯科学 | 15 | 1 | |||
オーラルメディシン学 | 15 | 1 | |||
先端歯科医学 | 15 | 1 | |||
看護学 | 15 | 1 | |||
社会保健論 | 15 | 1 | |||
生活科学 | 15 | 1 | |||
総授業時間数・卒業に必要な単位数合計 | 915 | 975 | 825 | 93 |